|
■強化ガラスだから安全だと思っていませんか? |
■意外と知られていないテンパードグラスの怖さとは・・・ |
■プライバシーガラスだからと、安心していませんか? |
■テンパードグラスとは・・・ | ||||
自動車には、フロントガラスに使用されている「ラミテッドグラス」(合わせガラス)と、 それ以外の部分に使用されている「テンパードグラス」(強化ガラス)があります。 |
||||
■テンパードグラスについて | ||||
テンパードグラスは、建物などに使われる普通板ガラスに比べ、かなり丈夫に出来ていて、 そう簡単に割れるものではありませんが、一点に集中して大きな力が加わったり、何らかの弾みで傷が付いたりすると、 意外に簡単に割れてしまうことがあります。 特に、横からの追突や横転事故、窃盗目的の打ち破りでは、思いもかけず重大な怪我をしてしまう可能性があります。 |
||||
■なぜ強化ガラスなのに危険なのか・・・ | ||||
鋭角に細かく割れた破片が勢いよく飛び散る可能性があるからです。 テンパードグラスが割れる瞬間「ボーン」という鈍い音と同時に、じっと我慢してこらえていた力が爆発するかのように、 細かく鋭角な破片となり激しく飛び散ります。 ですから、運悪く割れたガラスのそばにいた人は、大切な顔や目に飛散した破片が刺さってもおかしくないのです。 運良く身をかわし、難を逃れる事が出来ても、お年寄りやお子様、チャイルドシートに固定された赤ちゃんには どうすることも出来ないと思います。 |
||||
←テンパードグラスの飛散した車内 | ||||
■プライバシーガラスは? | ||||
プライバシーガラス(純正着色ガラス)は、ここ数年、ワゴンタイプの車を中心に大変な勢いで普及しています。 このガラスも、テンパートグラスと同じ仲間ですが、飛散テストデータによりますと、透明に近いテンパードグラスと比べ、 割れ方ではさらに鋭角に、飛散もより激しくなっていますので、より多くの危険が潜んでいることになります。 |
||||
↑強化ガラス(透明)の破片(原寸大) (フロントガラスを除く全面のガラス) |
↑強化ガラス(黒色)の破片(原寸大) (後部席のプライバシーガラス) |
|||
■予防と対策 | ||||
プロ用のカーフィルムでは、25ミクロンの厚さしかありませんが、飛散を防止する程度の力は持っている と考えていいと思います。また、完璧に飛散を防止し、サイドエアバックの保持、盗難目的の破壊の防御には、 50ミクロン以上の専用フィルムもあります。 |
copyright (c) 2000-2006 "EMU-Style" all right reserved. |